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江戸初期創業で約４００年茶屋として箱根の関所を通る人達にひと時の憩いの場を提供してきました。現在の建物は2009年に作られたもので、かやぶき屋根の建物には新しく囲炉裏なども設置されています。江戸時代にはこの地に4、5軒の茶屋があり、甘酒の他に酒の肴も出していたようです。甘酒の麹菌は、今も江戸時代からの麹菌を代々受け継ぎ使用され、独特の味の甘酒は現在でも一番人気があります。また、きな粉・いそべ・力餅などの餅類も人気で、甘酒と一緒に注文する環境客の人が多くいます。現在は、箱根観光の途中に気楽に立ち寄る人がほとんどですが、江戸時代にここでお茶を飲んだ人の中には色々な事情で通って行った旅人も多かったのでしょう。これからも今までの４００年と同じく旅人の癒しの場としてあり続けてほしい茶屋です。

• 営業時間:
  7:00〜17:30
• 定休日:
  なし
• 料金:
  甘酒４００円、箱根フリーパスを持っていれば50円引き

ぜひ甘酒を飲んでみましょう。こちらの甘酒は、他のどこでも味わうことができない特別な物です。江戸時代から受け継がれる麹菌で作る甘酒は、甘酒茶屋の秘伝の方法を生かして作られ、独特な甘みとなっているのです。