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1952年（昭和27年）に岡田氏のコレクションの中でも陶磁器だけが公開されています。陶器などを展示している本館、中国風の庭園である竹庭や巨岩による石組みと渓流を中心とする石楽園、日本各地から集めた苔ともみじの苔庭などがあります。風情があり訪れる人の多くが憩う場所です。
茶室である山月庵・真和亭・富士見亭があり別館では創立者である岡田氏を紹介しています。本館に展示してある主な美術品の中には重要文化財に指定されているものも多数あります。埴輪や教科書で見たことがあるような縄文火焔形把手付深鉢、室町時代の信楽の壺なども展示されています。
また、お食事処「旬幸」があります。美術館の展示品を鑑賞した後、箱根の四季の山景色を見ながらＭＯＡ自然農法野菜を使ったおいしい料理を楽しむことができます。人気メニューとしましては、旬幸色どり花かごや大文字ぜんざいがあり、多くの観光客の方がご利用になっています。ミュージアムショップには、オリジナル商品も多数あります。

• 営業時間:
  9:30〜16:30（12〜3月は〜16:00）
• 定休日:
  木曜（祝日の場合は開館）
• 料金:
  一般900円、高・大学生400円、小中学生無料
  （箱根フリーパス割引あり）

本館の陶磁器をご覧になるのも良いのですが、ぜひ、広い庭園を散策されてみてください。創立者自らが設計した滝や池、苔庭・紅葉などはまさに日本の風景美であります。静かな庭園をゆったりとした気持ちで歩けば、日頃のストレスなどは吹き飛んでしまうでしょう。