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明治43年に山鹿商工会が建てた八千代座は、1株30円の株を募って建てられました。東京の歌舞伎座や各地の芝居小屋などを参考にして建てられた八千代座は、盛況の時代が続きましたが、昭和40年頃になると娯楽の多様化により閉鎖状態が続きました。老人会等の尽力により復興へ向け様々な活動が行われ昭和63年に国の重要文化財に指定され、歴史的建造物として芝居見物だけではなく山鹿市の観光の目玉として見物客も増加しました。平成2年から「坂東玉三郎舞踊公演」が行われるようになると、八千代座の名前も有名になり、全国でも名の知れた芝居小屋となりました。

• 営業時間:
  9:00〜17:30
• 定休日:
  第2水曜（12月29〜1月1日休）
• 料金:
  一般520円、小中学生260円※公演中は見学できません

八千代座は、山鹿市に行くならぜひ立ち寄って頂きたい場所です。八千代座の近隣には歴史を感じさせるような建物も多く、お土産物屋さんや人力車などがいて、山鹿の歴史を感じさせる暖かさがあり、とても雰囲気が良かったです。残念ながら公演中で中は見学できませんでしたが、次回はホームページを確認して中も見学してみたいと思います。