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旧国鉄広尾線は1987年に廃止されましたが、幸福駅には駅名の縁起の良さから廃止された後もたくさんの方が訪れています。近くにある「愛国駅」からの乗車券が「愛国から幸福ゆき」ということで歌になりヒットしたことで人気となり、この乗車券は4年で1000万枚も販売される大ブームとなりました。
今は、観光客が旧駅舎の待合室に名刺や定期券などを記念に残すようになりました。ホームも当時のまま残り駐車場が整備されて、農村公園になっています。ゲートに「こうふくのベル」がついていて、くぐってベルを鳴らすのが、カップルなどに人気のようです。駅前には幸福の水という名前の、思い出にぴったりの飲用水もあります。ＪＲ帯広駅からバスで約40〜50分の場所にあります。
また、愛国駅は交通記念館として駅舎とホーム、ディーゼルカー2両が残されていますので、両方を周るのもおもしろいでしょう。

• 料金:
  無料

観光シーズンの4月から9月くらいまでがおすすめです。お土産物屋さんもたくさん出店し、かつての幸福駅の賑わいを彷彿とさせます。切符をはじめ幸福駅関連グッズなどが販売され、駅長帽を貸してくれて記念撮影もできます。