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6世紀末から7世紀初頭に創建された飛鳥寺は、数ある奈良の由緒ある寺院の中でも最古の寺院として知られています。日本初の本格的寺院として多くの人達から守られ現在も歴史あるたたずまいを残しています。日本書紀にも登場する飛鳥寺は、蘇我馬子が勝利を記念し建てた寺とされており、推古天皇により本尊が造られました。元々飛鳥寺は大寺院でしたが、現在の建物は江戸時代に再建した講堂のみとなっています。
飛鳥大仏とも呼ばれている釈迦如来像は日本最古の仏像で606年に完成したと伝えられています。落雷や火災などで焼けてしまった部分もありますが、顔の一部や左耳、右手の中央指などが当時のまま残っています。

• 営業時間:
  9：00〜17：30
• 定休日:
  無休
• 料金:
  大人350円、高校生・中学生250円、小学生200円

こじんまりと畑の中にたたずむ飛鳥寺ですが、昔の面影を思い浮かべながら訪れると感慨もひとしおです。飛鳥寺を訪れると言うより飛鳥大仏を拝顔するために訪れる人も多く、素朴でやさしい本尊の釈迦如来像は、1400年以上たった現在でも、多くの人々の心を癒し続けています。ゆっくりと飛鳥大仏を眺め、日頃の疲れを癒してみてはどうでしょう。