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この聖堂は、世界で最初に被曝した広島に平和のシンボルとして建設されました。原爆犠牲者を弔うとともに全世界の世界平和と友情を祈念するために発案され、その趣旨がカトリック信者をはじめ世界の恒久平和を願う人々に共感されて、多大な寄付金や寄贈品が寄せられて1954年に完成されました。聖堂の設計は村野藤吾氏によるものです。また聖堂入り口には彫刻家の円鍔勝三氏によるキリスト教の7つの秘跡を表した彫刻があります。
1981年にローマ教皇のヨハネパウロ２世が訪れました。日本の中でもローマ教皇が訪れた数少ない聖堂のひとつです。また、1984年にはマザーテレサがこの聖堂を訪れています。現在は、国の重要文化財に指定されています。カトリック教会では中国地方を管轄する広島司教区のカテドラルの機能を担っています。

• 営業時間:
  ボランティアガイド10:00〜16:00（いない場合もあります）、入堂は17時まで

聖堂にはボランティアによるガイドがありますが、常時はいらっしゃらないようです。ガイドが必要な場合は一週間前までにお申し込みください。なお、現役の宗教移設のために入堂できない日や時間帯もあります。