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この城は1611年（慶長16年）に松江藩主堀尾氏によって築城、竣工されました。全国で現存する12天守のうちのひとつで、鯱鉾や望楼式、入母屋破風、鬼瓦、華頭窓など伝統的な天守の特徴があり、唯一の正統天守閣ともいわれています。地階は貯蔵倉庫になっていて、その中央には深さ約24ｍの井戸があり、城での暮らしを垣間見ることができます。
お城の周りの石垣にも特徴があり、築城工事5年間のうち3年間をこの石垣の制作にあてたといわれています。自然石や割石を積む野面積と石切り場の石を平たんに加工して造った打ち込み接(はぎ)という石積み手法が使われています。
庭園にはソメイヨシノ・ヤエザクラ・シダレザクラが約220本あり春には美しい桜を見に来る人がたくさん押し寄せます。

• 営業時間:
  7：00〜19：30
• 定休日:
  年中無休
• 料金:
  大人550円、子供280円

昼間天守閣に登って松江の景色を眺めるのも絶景ですが、夜のお城はライトアップされ、とってもロマンティックです。春は夜桜も楽しめカップルにおすすめです。周辺に観光スポットもたくさんあるので、夜ゆっくりと散策するのも良いでしょう。