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琉球王国の象徴的建物として琉球独自の形式を採用されており、朱色で非常に存在感のある建物になっています。
国殿または百浦添御殿(ももうらそえうどぅん)とも呼ばれ、年間を通じて様々な儀式が行われていたと言われています。正殿から向かって右側が「南殿・番所(なんでん・ばんどころ)」、左側が（北側）が「北殿(ほくでん)」になっています。御庭には、タイルのような「敷き瓦」が敷き詰められており、この色の違いで諸官が位の順に立ち並ぶ目印になったとされています。御庭の中央の道を浮道（うきみち）といい、国王や中国皇帝の使者などの限られた人だけが通行を許可されたと言われています。
ここを見れば、いかに琉球王朝が栄えていて栄華を誇っていたかお分かりになると思います。美しい建物と御庭にはたくさんの観光客がひっきりなしに訪れています。建物内の彩色も南国独特の色合いを見せていますのでぜひご覧ください。

• 営業時間:
  8:30〜19:00(7月〜9月までは20：00まで）
• 定休日:
  7月の第1水曜日とその翌日
• 料金:
  大人800円、高校・大学生600円、小学生以下300円

正殿には、大龍柱（だいりゅうちゅう）と呼ばれる一対の見事な石柱や屋根上の棟飾りが見事ですのでぜひご覧ください。１階の奥に国王専用の階段（おちょくい）と御差床（うさすか）と呼ばれる玉座も必見です。