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やちむんとは沖縄の方言で「焼物」という意味で、ここで作られる陶器は琉球王朝で使用されたり、琉球随一の窯場として外国との交易にも使われました。
明治から昭和の初期には九州などで安い陶器が大量生産され始め壺屋焼は衰退しましたが、民芸運動家でもあった柳宗悦や沖縄で初の人間国宝になった金城次郎氏らの功績により人気が上がってゆきました。
その後多くの陶芸家達が壺屋から読谷村の読谷やちむんの里と呼ばれる一角に移りましたが、約20軒ほどの工房が「壺屋焼」の伝統を受け継ぎながら作り、40店程の店舗で販売されています。この通りは古い建物が多く石畳の通りとなっていて、昔の懐かしい雰囲気を味わうこともできます。入口には陶器の看板が立っていますので目印にすると良いでしょう。
壺屋焼物博物館もあり、色々な壺屋焼をご覧になることができる３階のギャラリーには無料で入ることができます。

• 営業時間:
  店舗により異なる
• 料金:
  壺屋焼物博物館は、大人315円、高校・大学生210円、小学生以下105円

壺屋焼はお土産にお勧めです。最近では老舗の窯元が手掛ける雑貨屋さんなどもありますので壺屋焼の器の他にアクセサリーや手頃な生活雑貨も買うことができます。