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標高１４００メートルの高地に広がる４００ヘクタールの湿原で、周囲は東の男体山をはじめ、太郎山、山王帽子山、三岳などに囲まれています。男体山の噴火により川がせき止められ、土砂が溜まり出来た湿原地帯です。春の遅い戦場ケ原で高山植物の花が楽しめるのは、だいたい６〜８月頃。クロミノウグイスカグラから始まり、ワタスゲ、ズミ、レ ンゲツツジ、イブキトラノオ、カラマツソウ、ノハナショウブ、ホザキシモツケと続きます。戦場ヶ原の名前の由来は、その昔男体山の神と赤城山の神が美しい中禅寺湖を奪い合い、大蛇と大百足に姿を変え争奪戦を繰りひろげた。という神話から来ているそうで、その戦いが繰りひろげられた場所が現在の戦場ヶ原なのだそうです。

戦場ヶ原を知るには戦場ヶ原ハイキングコースがお薦め。湯滝から竜頭ノ滝まで全長約6キロの遊歩道散策を楽しみましょう。途中にある展望台で休憩し、広大な湿原を観察してみてくださいね。付近は車の乗り入れが禁止されているため、低公害ハイブリッドバスを利用しましょう。